車であれば、燃費であったり、エアコン等の家電製品であれば消費電力等、それぞれの商品を比較する数値がありますが、住宅に関してはそういった数値がほとんどないのが実情です。そこで欧州からやってきたのが「家の燃費」を示すエネルギーパスRというものです。
今回は、今後広まりを見せるであろう、この「エネルギーパスR」というものを解説しようと思います。

◆エネルギーパスRとは?
EU全土で義務化されている、「家の燃費」を表示する証明書のことです。
ドイツでは、これに基づき、一般の方々にもわかりやすく表示し、住宅を比較するものさしのひとつとして活用されています。

◆家の燃費とは?
建物の断熱性能や各種設備の効率性を評価し、建物が1年間を通して、快適な室内温度を保ち、照明や給湯等を使うためのエネルギーの量を示すものです。
単位は、KWH/屬派修気譟⊂果明1崚たりのエネルギー消費量で示されます。

◆なぜ、エネルギーパスRが必要なのか
2011年に、一般社団法人日本エネルギーパス協会が設立し、評価資格者の養成や低燃費住宅の普及が図られる以前は、建物を比較するものといえば、「省エネ住宅」「高断熱高気密住宅」「エネルギーゼロ住宅」といった、宣伝の謳い文句だけで、具体的な数値による比較はできませんでした。
そこで、車の燃費性能のように、建物にもそうした数値化された性能表示を…というので、このエネルギーパスRが開発されました。
この数値を、建物の売買や賃貸の条件のひとつとして活用することで、本当の意味での「省エネ住宅」を普及させようというのが目的となっています。

今後、この家のエネルギー消費の見える化が、選ぶ側にも、作る側にも大きな影響を与えることは間違いないでしょう。
将来的に、家造りを考えている方はもちろん、現状の家がどうなっているのかも含め、注目したいものになりそうです。

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